Chapter:5 ドリフェス!の○○は世界一可愛い
※当SSは、ドリフェス!アプリのイベスト形式会話SSになります。脳内で、アプリのDearDreamが喋っている様子を思い浮かべながらお楽しみください。
Happy Merry DearDream
Chapter:5 ドリフェス!の〇〇は世界一可愛い
-クリスマス会まであと3日
-DFプロダクションビル内、クリスマス会会場にて
奏「慎くん〜!調子はどう〜?」
奏「ってうわあ!すっごい長い飾りだね!」
慎「奏か。ああ、クリスマスの飾りといえばガーランドだと聞いたのでな。一心不乱に作っていたら、気が付くとこんな長さになっていた」
奏「わ〜これだけあればこの部屋の壁は全部飾れそうだね!」
慎「ああ。あとはクリスマスツリーと、いくつかクリスマスのオブジェも飾る予定だ」
慎「奏にはクリスマスツリーの飾り付けを任せたい」
奏「オッケー!任せて!」
慎「ただ...」
奏「ただ?」
慎「ああ...なんだか今ひとつ、何かが足りない気がする....」
慎「クリスマスツリーも、オブジェも、ガーランドも、その他の飾りも満足のいくものを用意出来たと思う。ただ、DearDreamの、今年最後のクリスマスとして、これで十分なのかと、もっと何か...俺たちに相応しい、俺たちらしいものがあるのではないかと、そう思ってな...」
奏「うーーーん、オレたちらしい何かかあ〜」
奏「あ!」
奏「ねえねえ!じゃあ、オレたちのぬいぐるみ!ぬいぐるみを飾るのはどうかな!?」
慎「俺たちのぬいぐるみ...」
慎「というと、『ドリフェス!ぬいぐるみクッションS』のことか?」
奏「そうそう!見て見て!『ドリフェス ぬい』で検索すると、ドリフェス!のぬいぐるみの写真がいっぱい出てくるんだ〜!」
慎「本当だ、すごいな...こんなにたくさんの人たちが、俺たちのぬいぐるみクッションSを...」
慎「ん?よく見るとみな、着ている服が違うんだな」
奏「あ!これね、このぬいぐるみ達が着てるお洋服は、なんと!ファンの皆が作ってるんだって〜!すごいよね!」
慎「ファンの皆が?手作りなのか?」
奏「そうそう!ほら、見て!」
奏「この慎くんのファンの子とか、ドリフェス!のぬいぐるみのお洋服作ってるので有名な人なんだってさ〜!」
奏「このお洋服とかも、すっごくオシャレで可愛いよね!」
慎「なんと...細部までこだわった繊細なデザインと...およそ素人とは思えぬ完璧な仕上がり...」
慎「この方はぬいぐるみ服の職人なのだろうか?」
奏「え?違うと思うけど...どうなんだろう?本当に売ってるみたいに綺麗だから、そうなのかも...?」
慎「まさか、ぬいぐるみ服職人に服を作って貰えるだなんて...この方のぬいぐるみクッションSは、幸せ者だな」
奏「ははっ、そうだね!」
奏「あ!ほら!慎くん見てみて!ぬいぐるみの型紙?っていうのをファンの人が公開してくれてるよ!皆、これで服を作ってるみたいだね」
慎「ふむ...こういうものも、あるのだな...」
奏「慎くん?突然目を瞑ってどうしたの?」
慎「よし、奏、今から手芸店に行くぞ」
奏「え!今から!?」
慎「ああ、ファンの皆の元で愛されているぬいぐるみクッションSを見ていたら、俺も自分のぬいぐるみクッションSに何かしてやりたくなってな」
慎「今から始めて間に合うかはわからないが、やれるところまでやってみたい」
奏「おお〜!慎くんが燃えてる...!」
奏「オッケー!オレもギリギリまで手伝うよ!」
慎「ああ、ありがとう」
-キャンパストートを片手に街へ繰り出す慎と奏
-クリスマスはすぐそこまで近付いていた...
-次回-
「Happy Merry DearDream」
See You Next Special!